本記事では、三井住友FGとSBIのスマホ金融などを中心とした幅広い分野での提携について、その戦略的な意味合いや将来展望を分かり易く解説する。 三井住友FGとSBIホールディングスの提携強化については、スマホ向け金融サービスにおける相互商品供給」「対面販売での協業・人材交流」「スタートアップ(フィンテック企業)投資ファン...
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本記事は、ビジネスおよび企業活動に於けるロジカルシンキング(論理的思考)の必要性、有用性について解説しており、ロジカルシンキング(論理的思考)について以下のように考えている諸兄にとって有用であると信じている。 想定される読者の疑問 ロジカルシンキング(論理的思考)は、本当に磨く必要があるのかロジカルシンキング(論理的思...
この記事では、みずほFGによる石炭火力発電への融資停止、および三菱UFJ FG、三井住友FGの同融資抑制における対応についての考察と、示唆を抽出している。 メガバンクも「漸く」石炭火力融資停止・抑制に本腰を入れる構えだ。 メガバンク3行で同融資金額の世界トップ3を占め、批判を浴びている現状を鑑みると、グローバルの潮流に...
この記事では、国内の金融機関が年功序列の人事制度・運用から実力・成果主義に変貌を遂げる重要性やその方策について述べている。 結論から言ってしまうと、日本の銀行・保険を始めとした金融機関は、早急に実力・成果主義に移行すべきだ。さもなければ、時流の変化に伴って人材のクオリティ維持がよりいっそう困難になる危険性が高い。 人事...
この記事では、三菱UFJフィナンシャルグループによるダナモン銀行の減損処理について、概要や経緯をまとめた上で減損が起こってしまった真因について考察し、示唆を抽出している。 三菱UFJフィナンシャルグループによるダナモン銀行の買収案件は、新興国における日本企業のM&A戦略への示唆に富んだ事例である。減損処理に至っ...
この記事では、2019年12月に廃止が公表された、金融庁による金融検査マニュアルの廃止について纏めており、その功罪や銀行業界への影響、戦略立案の要諦について考察している。 20年にも及ぶ長い期間、銀行の融資運営を束縛した金融検査マニュアルの廃止は、否応なく国内銀行に大きな変革を強いることになる。 金融検査マニュアルは、...